marico world order

極私的プロレス観戦論

内藤は何処へ行く?

とうとう内藤も追われる立場になった。

棚橋に代わるベビーフェイスのエース。

棚橋が内藤にそのポジションを譲ったので内藤のヒール色が消えた。

サナダがコスチュームを変えて

ヒロムがいて

鷹木の真っ向勝負。

ロスインゴからもヒール色が消えた。

EVILもそれに伴い子供向け悪魔キャラになっていた。

あのギミックの限界は、とうの昔に

棚橋が指摘していた。

鷹木の加入によりEVILのスタイルとダブり埋没していった。

それをいちばん心配していたのが

内藤だった。

内藤がしっかり育て送り出した。

EVILの卒業マッチだったのだ。

だから試合中内藤はずっと切ない顔でいたのだろう。

内藤からの卒業証書。

それが二冠。

渡すならEVILしかいない。

ここでもまた内藤は、棚橋の立場になった。

棚橋と内藤の関係は

内藤とEVILの関係だ。

あの試合は、2人の寂しさが支配した

切ない試合だった。

そして内藤にとって特別な後輩の

2人がベルトをかけて闘う。

 

棚橋を追いかけ追い抜いた。

オカダに抜かれ追いついた。

育てた後輩2人がメインに立つ。

 

内藤は、何処へ行くのだろう。