marico world order

極私的プロレス観戦論

内藤いざドームへ!

カウンターイービルをうつタイミングがなかった。やはり首切りの儀式に入ったしまった。まだサタンとの契約が残っていたようだ。

内藤は殺人ビンタからのフルコースで3カウント。

勝負の明暗が出た。

いつもなら負けていてもおかしくない展開だった。

内藤の驚異的な粘りとスタミナ。

2度にわたる金的。

乱入。

ジェイのダメ押し。

普段なら4回負けていたはず。

自分が育てたEVILを振り切った。 

それにしても賑やかな試合だった。

あそこで裕二郎が東郷を裏切り

ジェイがEVILを投げたら

なんて期待しながら見たが

想定内を超えることはなく内藤の反撃へと移った。


ドームは、内藤二連戦。

オカダと棚橋がいないメイン。

気がつけば内藤が新日マットの中心に

なっている。

今の内藤哲也は今しか見せることが

できないという理由で

あえてリスキーな二連戦をリクエスト。

世間の常識を破るセンスは流石だ。


昨年の4人から3人へ。ジェイだけが

連戦無し。

飯伏が正論を言っているが内藤ファンは、勝てば2日連続で内藤のメインを

見ることができるのだ。


かつてドームのメインを剥奪された男が

昨年今年とメインを張る。

こんな痛快なことがあるだろうか。

残念なのは大合唱ができないことだ。

しかし後世、内藤はコロナに立ち向かったレスラーとしてその名を刻むだろう。