marico world order

極私的プロレス観戦論

ケニーの今後に思いをはせる

こういうタイトル移動劇は、キナ臭さが漂う。

勝つはずがないジェイが勝つ。

ウォーマシンもきっちり負けて移籍だし。

それなりの理由がなければ負けない。

 

負けて離脱?

ケニーの新日での役割が終了か。

ケニーの描く未来と会社の描く未来に齟齬が生じたのか。

今後はスポット参戦か。

主戦場は海外になるのか。

会社が考える売り出し方に納得いかなかった?

 

 

新しい外人エースにジェイを座らせる算段か。

なんと言ってもジェイはライオンの血が流れている。

 

でも後藤にしろジェイにしろ結局はオカダの下につくからオカダとは絡まないのは

なんとも不満が残るのだが。

それにしてもこの2人なぜオカダに噛みつかないのか。

ここに会社の意向が見え隠れするから見ている方は興ざめすることしきり。

 

ケニーのフラストレーションは去年から伝わってきていた。

オカダには勝たせてもらえないし。

去年のG1は出たくないのに出されるし。

外道の陰謀を匂わせたり。

変なベルトを渡されて主流から外されたり。

バレットクラブのままなら

オカダ 

内藤

の序列が崩せないし。

ヒールユニットのボスを演じる限界も見えたし。

日本語話せるのに。ヒールだからそれはできない。

 

ケニーがとる道で考えられるのは3つ。

離脱か本隊加入か飯伏とのコンビで動くか。

 

可能性が大きいのは飯伏と2人で自由に新日マットで戦うこと。

これなら

全方位的にマッチメイクできる。

ひょっとして他団体に2人で参戦もあるかも。

現時点で飯伏が自由に動いてる。

長州とも組んでもいる。

新日マットではまずはコーディとの抗争がメインになるだろう。

コーディらがアメリカで興行するなら対角線に立つこともできる。

2人だけのユニットならオカダのベルトにも挑戦できる。

2人でタッグ戦線へ入ることもできる。

もっとフレキシブルなマッチメイクが可能だろう。

バレットクラブのボスの立場より遊びの部分が拡大され楽しそうだ。

 

追記 

 

東スポによればケニーの新日離脱はないようだ。

ケニーは仕事としてのバレットクラブよりも飯伏とのリアルケニーを選択。

興味深いのは

バレットクラブは仕事だったというコメント。

こうやってケニーは虚実の実を言うから面白い。


 ケニーのコメントを読む限り今回のイベントは誰かが書いたシナリオではなさそう。ケニーの気持ちで動いたようだ。それなら好感が持てる。

ケニーにヒールはミスマッチだと思っていたのであるべき場所にもどるのだろう。

我々が考えている以上にケニーにとって飯伏の存在はナーバスのようだ。

飯伏とのシングル戦はしばらく見られそうにない。

当のケニーが戦うことよりも組むことに魅力を感じているから。

可能性はG1の決勝しかないだろう。

これで内藤のLIJに匹敵するユニットが誕生しそうだ。

2人で内藤を焦らせてくれるそのときを楽しみに待つことにしよう。