marico world order

極私的プロレス観戦論

旬を過ぎたメイン

ケニーと棚橋がメイン。

今がピークのケニーと旬を過ぎた棚橋。

ふつうに考えて勝つのはケニーだろう。

イデオロギー闘争に持ちこむようだが無理がある。

棚橋が強引にいちゃもんをつけている印象がいなめない。

オカダとの試合をみせられてきて棚橋と言われても。

ケニー 内藤 オカダ 飯伏 

体力、年齢的に今がピークの4人。

なぜこの4人の組み合わせでドームのメインをまかせないのか。

棚橋が悪いわけではではない。

棚橋が夏に優勝しタイミングよく映画が封切られた。

そしてオカダとジェイに勝つ。

常勝のオカダが負けること自体違和感がある。

様々な邪推が入り込む隙だらけの棚橋メイン。

強さに説得力が欠ける。ジェイには丸め込みで勝つという失望感のおまけ付き。

ケニーが勝てば当たり前。棚橋が勝っても勘ぐりたくなる。

ドームのメイン後の寒々しさは昨年の比ではないだろう。

棚橋ケニー戦に欠けていること。

それはどっちが勝っても負けてもおかしくないという勝敗のスリリングさだ。

どっちが勝っても何かが変わるわけでもない。

ベルトの持ち主が変わる以外何があるのか。

アメリカ向けにケニー。

国内向けに棚橋。

ドームのメインもどっちが勝つのかよりも興行会社のシナリオ優先カードと思われても

仕方がないだろう。

それぐらい棚橋の状態と強さの説得力が欠けている。

ケニーの指摘は残酷までに的を射ている。

何年後かにこの年の棚橋がピークを過ぎた長州のG1優勝と同じくくりで語られることになるのだろう。