marico world order

極私的プロレス観戦論

淡泊なリーグ戦

ここまでの星取りをみていると予定調和を守る統制が取れたリーグ戦だと思う。

これといった波乱もない。

格付け通り。

 

員数あわせの弊害からの勝負への興味がなくなる。

勝ち負け以外にテーマをおくレスラー。

このふたつは得点争いよりもその日の興行の変化を優先した結果。

 

昨年、一昨年のような息苦しくなるような試合ではない。

リーグ戦すべてがどっちが勝つのかわからない。

すべてがメイン級。のような緊張感がない。

この3年でいちばんレベルが低い。

不可解な裁定、結果も多い。

 

このリーグ戦もストーリーの一部ととらえるしかない悲しさ。

 

権利証とドームのメインありきの戦いだからこうなる。

まさか1月のメインがケニー対矢野になるわけがない。

結果として棚橋 オカダ 内藤 ケニー 飯伏がメインに立つのだろう。

結論ありきといったところか。

 

ジェイの可能性もあるが

今のジェイではメインはつとまらない。

なんせファンの支持率ゼロだ。

ジェイ対ケニーがメインのイッテンヨンなんてわざわざ行かない。

 

権利証とドームのメインという縛りをなくすべきだ。

そうすれば決勝のカードが

矢野と真壁になってもおかしくない。

誰が出てきても歓迎するだろう。

 

格、ストーリー、すべてとっぱらってしまえば

みのる対石井が本当の決勝カードだろう。

 

そんなリーグ戦ならせめて内藤2連覇が唯一の救いだったがどうやら

それもないようだ。