marico world order

極私的プロレス観戦論

棚橋破壊

みのると棚橋。

絶対棚橋が勝つ出来レースかと思って見ていた。

まさか負けるとはね。

それもレフリーストップとは。

さらに今日の試合欠場。

そこまでやるんだ。

こういう試合を見ていると本当にシナリオがあるのかなと思う。

ある試合もあるんだろうけど。

これは、ガチンコに近いのかな。とか。

なかなかプロレスは侮れない。

底が丸見えの底無し沼。

みのるの言うようにレスラーにしかわからないことがあるのだろう。

退屈なプロトタイプの顔見せ的試合の中でたまにこういう試合があるから。

相手にケガをさせてはいけないのでは?

 

シナリオがあると仮定してみる。

可能性としては棚橋の状態が悪すぎて欠場理由をつけるためか。

もともと膝の状態はずっと悪いわけで。

これで安心してお休みできる。

そう考えるとつじつまは合うか。

すべて結果論だが。

 

それにしてもこういう殺気だった試合はみのるにしかもうできないな。

バックボーンに説得力があるから膝十字にしても脇固めにしても単なる痛め技つなぎ技ではなくフィニッシュホールドの説得力がある。

これができるのはもう彼だけだ。

 

強さを求めない試合は仮面ライダーごっこだと高田が言っていたらしい。

いまのプロレス界に欠けているのはまさにそこだと思う。

あるかもしれないけど見えない。アイドルに簡単に真似されるプロレス。

豆腐プロレスとどこが違うの?

みのるは、何も言わなくてもその違いを体現してくれる唯一無二のレスラーだ。