marico world order

極私的プロレス観戦論

内藤対石井をシュミレーション

内藤は石井に7月に2連敗した。

内藤は3タテを食らうのか?

という期待感を石井にも盛り上げてほしかった内藤だが手の平には乗らなかった石井。もしかしたら感は、前回のIWGPの時の方が大きかったな。まあこれがメインとセミの差なんだろう。

石井は、あのときの引き出しをどれぐらい開けるのか?

いつもの直線ファイトでなはくひざ攻めを交えて技巧派石井をみせてくれた。あんなこともできるのかとびっくりし、これは内藤持っていかれるかもとハラハラしたものだ。あの試合はテレビ朝日の放送時間に入らなくて何十年ぶりかで金曜夜8時の生放送の悪夢を見させてくれた。これをきっかけに多くのプロレスファンがワールドに加入する決心をさせ、営業的にもベストバウトだった。僕もあの試合を境に毎月999円払うことにしたのだった。

内藤は、受けに受けるだろう。前哨戦で不発だったぶん石井を挑発して攻めに攻めさせる。きょうの会見でも勝つと言い切ったぶんだけ明日は、ギリギリまで負けるかもと追い込まれる試合展開をチョイスするのではないか?最後は垂直式ブレーンバスターで決める石井。これを受けて返すのか。切り返してデスティーノにいくのか。デスティーノも2回、3回撃たなければ石井は沈まないだろう。前回のIWGP戦を上回る試合になるかどうか。

ぜひとも石井には、天龍、長州2人をフラッシュバックさせるような技を出してほしい。

その引き出しを開けた時、まさかが

起きるのかもしれない。

今の新日マットでそれができるのは、石井とみのるしかいないのだから。

石井が言葉ではない、リングの上でみせるプロレスセンスを明日は楽しみにしよう。