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極私的プロレス観戦論

レスラーにスーツはよく似合う

 

ロス インゴベルナブレスがかっこいいいのは、スーツでリングの上に立ったからでは

 

ないだろうか。

 

撮影やインタビューのリング外はスーツ姿はよく見かける。

 

でもリング上にスーツ姿だと非日常空間に日常が入り込んで不思議な風景を作る。

 

スーツとレスラーとリングはよく似合う。

 

一番の名場面は、ブローディが新日に移籍して運命の曲と共にリングに上がったシーン

 

だろう。チェーンを手にスーツ姿で吠えるブローディ。

 

とにかくかっこよかった。

 

あとは、前田UWFが新日のリングにUターンしたとき。

 

対する猪木はガウンを着たまま。

 

そして今、内藤とBUSHIがスーツを入場コスチュームにしている。

 

なぜかレスラーのリング上でのスーツ姿は絵になる。

 

内藤は、ブローディや前田のシーンを意識してスーツ姿でリングの上にたっているんだろうか?

 

ここで白のスーツを着てリングに上がったレスラーが内藤以外に1人いる。今はえんじ色になっているが。

 

それは、魔王デストロイヤーだ。

昭和38年、第五回ワールドリーグ決勝戦力道山対コワルスキー。

そこへ白のスーツで初登場したのだ。

白覆面に白のスーツという異様な出で立ち。

コーナーに立つコワルスキーに張り手。

この日を境にデストロイヤーはプロレス史に残るレスラーとなるわけだが。

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白のスーツでリングに入る。

デストロイヤー以来2人目。

 

内藤は、再び、白のスーツに仮面という出で立ちで入場してもらいたいと

切に願う。