プロレスファン代表レスラー
この日会場にいていちばん胸に刺さった言葉。
「この最高の空間を作ってくださった会場のお客様にお礼を言いたい」
これは、感動してちょっと震えました。
この言葉は、あの日あのときあの両国にいた僕らにとって最大級の贈り物です。
この瞬間お金出して行ってよかったと思いました。
とにかく会場の雰囲気は内藤でした。
ケニーコールがおきればかぶせるように大内藤コール。
一昨年4月のオカダ戦は、内藤人気ではなく判官びいきの内藤コールでしたから
今回は全く質が違いました。
こんなこと言われたらね、僕らの声援が内藤を勝たせたと思っちゃいます。
そしたらまた応援したくなります。
内藤のいるリングと観客席が地続きのように思えました。
ファン心理ってそういうものです。
応援しているから勝てる。
おらがチーム おらが球団 おらがレスラーです。
内藤は、今回の優勝で権利証をつかみましたけど、
本当につかんだものは、「内藤は俺たちプロレスファンの代表としてリングに上がって
いるんだ」っていうファン代表レスラーという地位なんじゃないでしょうか。