ヒロム復帰のXデーは旗揚げ記念日?
ヒロム選手は100%の回復では足りません。
1000%の回復をしてこのベルトを奪いに来て下さい。
と菅林会長からかなり高くハードルをあげられてしまったヒロム。
そして1000%回復するまで復帰しないという律儀さ。
この何パーセントなるプロレス界にとっての呪いのフレーズを久しぶりに聞いた。
ヒクソンに200%勝てる
長州に210%勝てる
と言ったのは今は焼き鳥屋の安生洋二である。
200回戦ったら200回全勝するはずがヒクソンには初戦で返り討ち。
(この安生の負けから高田ヒクソン2連敗、前田高田絶縁と悪夢の連鎖が続く。さらにプロレス最強説が張り子の虎だとわかりプロレスのメルトダウンが向こう10年以上続き今も鎮火していない。安生がとんだ一杯食わせ者だったら良かったのだが
なまじセメント最強レスラーだったからなおさらタチが悪かった。)
遠慮がちに少し上乗せしてみた長州には5分持たず問題にもならず敗北。
さらに200%勝てるはずの前田にはヒクソン長州戦の反省を生かし正面からではなく背後からそっと近づいて殴って失神に追い込み勝利。安生自身が自分ではじき出した数字を全く信用していないことがよくわかる事件だった。
安生のおかげで何パーセント勝てると豪語することがタブーになったプロレス界。
そんな経緯もあってパーセントの数字がいくら高くても全く信用ならない。にも関わらずあえてその5倍もの数字を無表情で菅林会長が通告したとき安生の例を出すまでもなくヒロムの復帰は限りなくゼロなんだという絶望感の厚い雲にファンは覆われた。
これはもう無理だと。
百戦錬磨のベルトさんもその数字を聞いて一瞬絶句していたことを思えばこの1000%という数字がどれだけ途方もない数字かわかる。
あの菅林会長が安生の200%を知らないわけがない。知っていてあえて持ち出した1000%という数字。
いったい彼は何を根拠に1000という数字をあげたのだろうか。
モブサイコだってメーターは100までしかないのに。
まさか愛聴の一曲が「君は1000%」という訳ではないだろう。
通常、完治の状態を100%と呼ぶ。しかし今回は完治の10倍の完治を義務づけられているのだ。これはいったいどんな回復なのか。
プロレス界に登場する数字には兎角謎が多い。
同じように1000回首から落ちてもケガしないということか?
首回りが10倍?仮に20㎝でも2メートル?
首が支えることができる重さがケガする前の10倍?
10キロでも100キロ?
1人の医者がOKではなく10人の医者がOKを出す。
これならあり得そうだ。
それはさておき
ケガの状態について情報は皆無。
捻挫 骨折 はたまた復帰絶望など様々な憶測が飛び交う中
唯一の手がかりはヒロム自身のSNS。
現在メキシコにいるようだが昨年12月から回復度合いのパーセンテージが
Twitterに時々示されるようになった。
ケガから直近のツイートを時系列に並べてみた。
7月7日 ケガ
8月20日 ベルト返上
(この時点で復帰の可能性を示していたが会長に却下される)
12月25日 782%
今年に入り3回。回復度合が示された。
1月 1日 803%
1月20日 873%
2月17日 943%
となっている。
なぜか70刻みの報告。
この数字だけでも本間のコンディションよりはるかに良いのではないだろうか。
菅林会長が設けた1000%まで
残り57%。
まさかここまで回復しているとは。嬉しいかぎりだ。
そして計算してみた。
12月25日から2月17日まで54日間で161%の回復している。
1日平均約3%の回復。
このペースで回復していくと
残り57%なら約20日で1000%に届く。
今月は残り10日。
計算上は3月10日になるから3月6日には間に合わない。
しかし1月1日から20日は1日平均3.7%だから
このハイペースで回復すれば15日ですみギリギリ間に合う。
ただしその後はガクッとペースダウンして1日平均2.6%なので
6日の復帰の可能性はなくなる。
ヒロム復帰Xデーは旗揚げ記念日になるのだろうか?
今のところ決定済みのカードは2つ。
果たして???