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極私的プロレス観戦論

秋のG1開幕 1勝目。 対棚橋。

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今日がBブロックの開幕戦。

内藤ファンにとっては、内藤が優勝するかしないか。

内藤が勝つか負けるか。

それが全てのこのシリーズ。

リーグ戦はBブロックしか存在しない。

何度見返しても飽きない内藤のシングル戦が嫌というほど見られるのは

内藤ファンにとって至福の時期である。

 

そしてメインで棚橋戦。

意外にも棚橋はG1では内藤に勝ちがない

 

心なしか棚橋が小さく見える。

今までの内藤棚橋が逆転したような試合展開。

攻める棚橋。受ける内藤。

急ぐ棚橋。止まる内藤。

叫ぶ棚橋。無表情の内藤。

棚橋の技をフィニッシュ一歩手前まで受けてきっちり時間内でまとめた内藤。

終わって見れば

棚橋の技もスタミナも試合時間も全ては手のひらの上でコントロールされたような試合だった。

それでも内藤の勝ち負けのこだわりの低さに不安を持つ内藤ファンは手に汗握ってしまうのだ。

それもまた手のひらの上なのだろうが。

 

いつも綺麗に決まるデスティーノがぎこちなかったのは

この日がデーゲームだったからだろう。

 

バッグステージで全勝優勝宣言。

この言葉を全く信用できないのが内藤ファンである。

オカダほど安定感がない内藤。

コロッと負ける内藤。

昨年の矢野戦を我々は忘れていない。

負けるまで、優勝がなくなるまで

ハラハラドキドキのシリーズが始まった。

次戦は鬼門ザックだ。

 

またザック戦まで今日の棚橋戦を何回も見ることになるんだろう。