ザックはケニーになるか?
ケニーがトップグループに入るきっかけになったのが一昨年のG1内藤戦。内藤は十分引き分け狙いで決勝に行けたのにそれをしなかった。
そのおかげでケニー優勝。
かたやオカダ棚橋はお互いが我を通し過ぎて❓引き分け。
両国最終日がケニー後藤という二枚も三枚も落ちるカードに。
あおりを喰ったのが最終日のチケットを購入していたファンだった。
2日目の落胆した空気は忘れられない。
これ以降ケニーの快進撃が続いていく。
もし内藤が引き分けを狙ったならその後のケニーの歩みも一年遅れた
だろう。
翻って今回のザック勝利はケニーのようなサクセスストーリーの再現になるだろうか。
もしザックが飯伏に勝ちSANADAに勝ち棚橋に勝つなら内藤こそが
またしても真の勝者になる。
内藤を完封したザックの格を上げたのだから。
付き合う必要のないザックのプロレスに付き合い誰もが完敗と思えるような負け方をみせたのだから。
この勝利のためにザックが今後勝ち進んでも説得力がついた。
内藤はザックに手も足も出なかったと言うなら木曜日の飯伏の戦い方を見てみよう。飯伏がザックの技をすかしてパワーレスリングに持ち込み勝てば内藤がザックのスタイルで負けてみせた証明になる。
内藤が負ける時は、何かの伏線がある。
新日愛にあふれる彼のことだ。
自分が負けることでザックというスターが生まれ
会社が潤うなら簡単に負けてみせるだろう。
どう考えてもザックがまともにやって勝てるわけがない。
相手が受けてあげて初めて勝てる。
相手が受けてくれなければザックは勝てない。
このトーナメント、ザックの技が極まれば極まるほど
そこにあらかじめストーリーが存在する。
棚橋復活、飯伏推しのストーリーを書き換えるザックストーリーが
用意されるのだろうか。
決勝は、ぜひともザックとエルガンでやってほしい。
追記
TAKAにあれだけ喋らせるのも奇妙だ。
メインの勝者がアピールできるという不文律を破っている。
やはり外道の影がチラチラ見える。
TAKAが方向転換することとはこういうことだったのか。
しかし共感できないアピールだ。