marico world order

極私的プロレス観戦論

内藤は唾を飲み込む

f:id:mazdajuku:20200619155116j:image

コロナにより大きな変化があった。

それは内藤の唾攻撃。

この日の大注目は内藤が唾を飛ばすか

否か。

内藤は唾を飛ばさなかった。

唾と言えば永源か内藤。

ぐらいに代名詞になっているのだが

内藤ほどのレスラーがどうしてかくも

唾を飛ばさねばならないのか甚だ疑問であった。

ジェイのヒゲと

ヨシハシの棒と

イーボーのフィニッシュ直前のアピール

と同じぐらい不要不急な

ギミックだ。

 

内藤がなぜ唾を飛ばし続けるのか。

そのルーツや意識に触れた記事には

今のところお目にかかっていない。

内藤マニアである 広く氏の作品にも

その謎の答えはない。

東スポもスルー。

誰も触れない。

タイチが殺人ビンタに言及しても

目潰し唾にはコメントなし。

内藤と永源の接点は無さそうだし。

なぜあれほどまでに吐かなくても

いい唾を飛ばし続けたのだろうか?

 

このままコロナ飛沫感染により内藤の唾は封印されるのであろう。

コンプラが煩い中

メイ社長が許可するわけもない。

唾攻撃の動機が明かされないまま

封印に至るのは残念である。

もしご存知の方がいたら

教えて頂きたいのだが。

 

 

ここに、長いプロレス史において

地味ながら試合の流れを変えて

観客に生理的な嫌悪感を抱かせてきた

古典的なヒールギミックは

コロナによりその長い歴史の幕を閉じる。

 

マードックのように自分で吐いた唾を

また飲み込むというトンパチを絵に描いたような芸当を今後目にする機会も永久に失われた。

まあ、目にしたくはないから失われても

誰も困らないんだが。

 

さて

もう1人の唾液レスラー

ファンタズモの動静は如何に?