marico world order

極私的プロレス観戦論

片目開く

三連敗はなくなったので内藤ファンはホッとしているに違いない。

 

モクスリーが負けそうにないから負けて星3つの差になれば自動的にモクスリーの決勝進出が決定するところだった。

 

10年ぶりに行ったあの東京ドームのダブルメインの前が内藤後藤のシングル戦だった。

そこで内藤は敗れるのだがそれ以降昨日の勝利まで後藤には負けていない。

 

今回の後藤の身体の盛り上がりから相当苦戦すると思われたが内藤には余裕があったようだ。

今でも後藤が最強だと思っているがその後藤も気がつけば40を超えた。やはりここから伸び代を期待することはかなわないのだろう。現状維持が精一杯。あとは緩やかに下降していくのだろう。それは棚橋にも同じことが言える。年齢による衰えは誰も勝てない。

 

それにしても頭の上に持ち上げられた時の切り返しは絶妙だった。

 

内藤、鷹木、タイチ、飯伏も今後数年がピークだ。何かを成し遂げるなら今年と長くても再来年まで。

内藤も残された時間は少ない。

翻ってオカダはこれからピークを迎える。ピークにいる内藤と登り坂のオカダ。

対等に闘える期間は短い。

頑なにオカダ戦を避け続ける新日本。

興行的ツートップの宿命なのか絶対にオカダと内藤は交わらない。

 

内藤のキャリアの最後に内藤オカダのシングル戦をこれでもかと見てみたい。

内藤とオカダの真っ向勝負を見たい。

 

 

1勝2敗  勝ち点2