marico world order

極私的プロレス観戦論

別府の埋め草カード 内藤VSみのる

内藤対みのるのカードのやっつけ感といったら。

これが地方でテレビもなくて観客動員だけを目的にしているならいいんだろうけど

ストーリーも感情移入も何もない本当にスペシャルなカードだった。

前哨戦が盛り上がらない。みのるの謎の無言。

内藤はやりたくないのに頼まれたからやるよスタンスを崩さず。

みのるはなぜ内藤かという理由が目が合ったからって。トホホなコメント。

挙げ句の果てはメインを交換してと他にふるという苦肉の策。

内藤にはデメリット以外何にもないカード。

みのるも最後に次をほのめかしダブルクロスをちらつかせたが付け焼き刃。

肝心の試合は緊張感はあったが前回のリピートをみているよう。

上乗せは机ぐらい。そして唐突なフィニッシュ。

ハプニングも次回の予告も何もなく大団円で終了。

内藤もみのるも試合後相手に言及することもなくこちらとしてはいったいなんのために

組まれたカードなのかさっぱりわからない中でデハポンをさけび煙に巻かれた次第。

内藤が勝てばそれでいいかと納得。

 

みのるは勝ってはいけない立場なんでしょう。

誰がどうみてもヒールホールドで終わりだもの。

(スリーパーとか3回ぐらい勝ってる。)

 

内藤も人気者ゆえの興行優先の立場なんでしょう。

 

地方だからといって手を抜かずきちんと前後のストーリーを提供してほしい。

 

これに関してはタイチの方が素晴らしかったね。

予告  本番  試合後 起承転結がはっきりしていて満点だ。

 

ただタイチはカッコよくないから大衆を味方につけられない。

 

今は

タイチ 内藤のNEVER戦がドームの後ろから3番目あたりに組まれそうで

憂鬱だ。