世界はオカダを中心に回る

大阪もまたドーム同様オカダを中心に回りました。

終わってみれば波乱なし。

オカダ後藤オスプレイが強くて

ＬIJが弱いのでしょう。

これが他のスポーツならここでお終いですがプロレスは

これだけでは収まらないものが多々ありますから見ている方は厄介です。

会社がオカダを中心にいくのでこの結果は仕方ありません。

オカダを超えるスター性のあるレスラーが出てこないとこの方針は変わりません。

ではオカダを超える条件とは

プロレスができることは当たり前ですからそこに

ルックス、若さが必要です。

そうなると日本人に該当者はいません。

唯一対抗できるのがジェイホワイトでしょう。

しかし彼は日本人ではありません。それだけがネックです。

ジェイは不穏な発言をしているのでオカダを止めるのは彼かもしれません。

それは興行の一コマでありオカダのポジションを奪うことではありません。

オカダが背負っているものは、ベルトだけではありません。

オカダを頂点とした会社というピラミッドです。

全レスラー、社員、そしてその家族全てを食わせているのがオカダです。

まさに金の雨を降らせているのです。

このポジションを奪うことができるレスラーは現状では皆無です。

オカダが絶対王者としてその他のレスラーが盛り立てる構図は不動です。

そこに２年前異を唱えたのが内藤でした。

その勢いで内藤がオカダのポジションを奪う期待感がありましたが

それは実現しませんでした。

よくよく考えてみればオカダより年齢が上のレスラーに会社の屋台骨を任せることはリスキー過ぎます。

しかし内藤はオカダの敵役になって会社を盛り上げる気は無さそうです。

内藤は別の路線を会社の中で作りたいように見えます。

内藤が会社の方針に反してオカダを潰して自分が中心になろうとするなら

それは会社への造反になります。

その末路は団体離脱です。

天龍、前田、長州、橋本、武藤と同じ道を歩むことになります。

新日が好きだという内藤がその道をとるはずはありません。

さらに昔と違いインディーバブルはありませんから新団体は夢の話です。

おそらく蝶野の生き方がモデルケースになります。

内藤も参考にしているはずです。

現状を見ていると日本人でオカダを脅かす日本人レスラーはいないので

この先１０年以上はオカダが新日本プロレスに携わる全ての人間を食わせていくことになります。

そのプレッシャーたるや相当のものでしょう。

背負っているものが違うオカダがそう簡単に負けるはずがないのは

当然だと思います。