marico world order

極私的プロレス観戦論

ザックのシュートなコメント

これは2月3日タッグ戦で負けたあとの試合結果の和訳したコメント。

 

「お前たち、せいぜい今日の試合楽しんだんだろうな。この会社も、アイツらも、冗談じゃないぞ。こんなことあるか。

この会社も、こんなことを許すのか。EVILが勝って終わりってか。お前が負けたなら、それで終わりになんかしないくせに。もっと痛めつけてもらいたいらしいな。イギリスへ来い。ブリティッシュタッグ王座を懸けてやってやる。俺のケツでも舐めとけ。EVIL、SANADA、お前たち舐めてんじゃねえぞ。覚えとけ」

 

下記はワールドの和訳。

 

「会社は全力でLIJの味方か。バカげてるな。

あいつらはヒールなんかじゃない。会社のお気に入り軍団だ。

くたばれ新日本オフィス。

 

同じザックが言っているのにワールドのほうが過激だ。

本当はなんて言っているのだろう。

どちらにしても痛烈な会社批判している。

 

 

会社の方針で負けてやってるんだ。

イギリスは会社が違うから勝つから来い。

勝敗は会社に決められているがその扱いに納得できない。

ここ最近では聞けないダイレクトでシュートなコメントだ。

ザックの勝ち気な性格が出ている。

 

ザックが頭にきて暴露的なコメントを出してしまう鈴木軍の扱いもよくわかる。

困った時の鈴木軍頼みは、2年前から変わっていない。

会社の便利屋に見えてしまう。

線にならない飯塚の乱入はそのいい例だ。

 

会社批判からこんな会社辞めてやるとタイツ一丁で外に出てタクシーで帰れば

次回につながるアングルが成立するのだが

ザックはそんな大昔のことなんて知らないから、この批判も札幌大事件?の影ですぐ忘れられるだろう。

 ケニーも批判していたが会社を敵にまわすことなくやめてしまった。

ザックも言うだけ番長で終わるのだろう。

内藤がファンに支持されたのは本気で会社を敵にまわそうとしたからだ。

観客はよく見ている。

 

スポーツとしての勝負論と興行としてのストーリーの間を行ったり来たり

するリングの揺れは他のジャンルでは見ることができない。

すべてひっくるめて見るからこそプロレスは面白い。