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極私的プロレス観戦論

今年5度目の後楽園

新日はなんだか本当にしょっちゅう後楽園で試合してる感じがしていたので

数えてみたら

2月5日で今年5度目。1月と2月で8回興行うちます。

3月も4回。後楽園は月4回ペース。

特徴的なのは2連戦を必ず組んでいます。

このペースなら年間50回近くになります。

「V字回復の秘密」によれば経費のかかる大会場よりも後楽園の回数を

増やしたほうが採算がとれるということです。

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後楽園の使用料です。平日の方が安い。

これならよほどのことがないかぎり土日はないですね。

逆に無理して日曜開催ならカードも豪華になりそう。

だから今回も月・火なんですね。

平日

時間区分
9:00~22:00
ご利用時間
上記の時間区分内でのご利用6時間まで
料金(税抜)
600,000円
延長料金(税抜)(時間区分内/1時間ごと)
100,000円

土日・祝日
ご利用時間
上記の時間区分内でのご利用
料金(税抜)
900,000円昼間
980,000円夜

あちこちで書かれていることを見ると経費やらなんやらで1000人入れば

プラマイ0みたいです。

座席数は1400。新日のアナウンスではいつも1500人から1700人入ってます。1月5日は1700人以上入りました。

チケットの平均は6500円ぐらいですから1700人なら

1100万ぐらいの売り上げ。年間50回なら後楽園だけで5億強の売り上げです。

 

 

それにしても毎回よく入ってます。

平日にも関わらず誰がそんなに見に行ってるのでしょうか?

 

 

今日のカードなんて何にも目玉はない。

地方のカードと変わりません。

ジェイとフィンレーのシングル目当てで見に来るとは思えません。

毎度おなじみ10人タッグと6人タッグばかり。

メインはちょっと楽なオプションつきですが。

まるでどこかの多人数アイドルグループのような状態です。

とにかくたくさんレスラーが出てきますが

試合時間はせいぜい10分そこら。

平均すると内藤がリングの上にいるのは3分もないです。ウルトラマン以下かも。

 

なぜ?

顔ぶれも、試合展開も毎度毎度同じです。

これまた笑点を彷彿させる安定感。

今日みたいな目玉カードもないのに見に行く素晴らしい人たちは

どんな人たちなんでしょう??

棚橋はいない。バカヤロー小島もいない。ゼアもできない。ケニーもいない。

飯伏も出ないのに 

毎回毎回後楽園を埋め尽くす人はいったい誰なのか。

 

若い女性客? 最近2年見ていて水商売ふうのお姉さんは減った印象。

残業なしの会社帰りのサラリーマン?役所関係の人が多いとか。

平日休みの美容院とか飲食店の人?

1000人ぐらいLIJファン?

都内近郊に住んでいる人がメインなのは間違いないでしょう。

学生なら体育会に入っていない、理系ではない人たちかな。

 

週プロも毎回同じ記事ばかり書いていないでこのあたりをリサーチしてほしいです。

 

実は固定ファンが曜日ごとにそれぞれ1500人ぐらいいて

チケットを必ず買って通っているとか。

ひょっとして3分の2は同じ顔ぶれだったりして。

だれか客層を調べている人はいるのでしょうか。

明治大学経済学部の学生さん、卒論テーマで1年間調べて下さい。

(明治は後楽園に近いので授業が終わった後サクッと寄れちゃうのです。

僕も明大生の頃よく寄り道しました。初期のJWPとか。ガラガラでしたね。

東側の席で見ていたら隣で全日を引退した大仁田が一緒に見ていたなんてこともありました。)

 

毎回毎回後楽園に通っている人たちには特典を用意してあげてほしいです。

新日に決して安くはないお金を投資しているのですから。

リターンがあってもいいのではないでしょうか。

スタンプラリーはどうですか。

全部たまったら好きなレスラーと一緒に入場できるとか。 

一緒にコールしてもらうとか。

 

田口あたりが

「海外も6大ドームもいいけど俺が後楽園ホールを独占してやる」

と言えばタグチジャパンも浮上するでしょう。