marico world order

極私的プロレス観戦論

内藤と神宮と花火

f:id:mazdajuku:20200903164105j:image

f:id:mazdajuku:20200903164115j:image

前回神宮球場に見に行ったのは、高田天龍戦。今回は行かなかったけど行けばよかったかな?内藤が勝ち、晴れて、花火が上がったからそう思った。

やはりプロレスはライブだ。

ワトの負けからオカダ、ヒロム、鷹木、棚橋まで本来なら勝つであろうレスラーがきれいに負けていく。今夜の神宮は、EVILが勝つ流れ?

試合は、外道東郷BUSHISANADA入り乱れてスリリングな展開。

乱入反則レフリー不在。

賛否あるが極上のショートムービーを見ているかのようでエンタメとしては大満足。

すっかり新日のエース、最高のベビーフェイスになった内藤。

試合後の会見では自分のやりたいようにやるって5年前に戻ったようなコメントをしていたがあれは照れなのだろう。

試合の趨勢を決めたのはタイチが有名にした殺人ビンタ。

EVILは足にきてた。

そこからは必勝パターンでスリーカウント

内藤の試合は、何回見ても飽きない。もう5回はワールドで見ている。

フィニッシュまでの流れとその後にくる

カタルシスは内藤にしか出せない。

勝ち負けの絶対がない危うい内藤だから作ることができる世界だ。

結局は、内藤が作り出したメインだった。EVILは内藤のプロレス理論を論破できずに終わってしまったな。

EVILの新しい世界を作り出すことはできなかった。

ジェイ外道のコピーを超えることはできず。

もっと狂うEVILが見て見たかったが、

いつもそれをやってるうちは勝てないよと思っていた首切りポーズをこの日も出していたのが今のEVILの限界なのかもしれない。

次はジェイを裏切り東郷と令和海援隊を発進することを期待しよう。

 

内藤と神宮と花火。

いつまでも語り継がれる大会になった。

武藤流に言うなら

内藤の代表作品の一つになった。