marico world order

極私的プロレス観戦論

内藤対ジェリコを考える。

ジュニアが終わるといよいよ大阪大会。

チケットは完売。凄まじい。

かつてのUWFを彷彿させる勢いを感じる新日。

内藤疑惑もなんのその。

これはジェリコ効果なんだろうか。あのカメのおかげか。

 

それとも

続オカダケニー3本立て なんか日活みたいだけど。

引き分け寸止めで一年放置。

今回は3本立てでしっかりとエクスタシーを約束します。

スッキリしたいナニワのファンがチケットの原動力かな。

 

本音は

やっぱりあの疑惑の流血でケチがつきすっかり胡散臭くなった内藤への

アウェイの洗礼の裏返しか。

ナンバー投票も棚橋に負けてるのは疑惑の流血が原因だ。

あれから票が伸びないからなあ。

新日もいくら内藤が人気爆発だからといってあれはないよ。

内藤ファンとしては

内藤への組織的パワハラだと断言しよう。

特に、内藤人気に嫉妬したケイオスと

邪道外道ジェリコラインの旧冬木軍による内藤引きずり落としだ。

あの流血で一時期の内藤への熱が引いていると感じるのは気のせいか。

ならば

ここは、ジェリコに対し大ヒール路線で仕返しだ。

今度は観客にわかるように海野レフェリーから凶器を奪い

カメラにきっちりと映るようにジェリコの額を切って流血に追い込むんだ。

俺はイヤイヤやったんだよ。

今時こんなギミック必要ないんだよと。

メイ社長あなたの目できっちり見てくださいと言わんばかりの海野レフェリー愛用の狂器を放送席のミラノに手渡す。困惑する解説席。

内藤はよくやったとほめる真壁。

 

顔がこわばる海野にドロップキック。

狂乱のキラー内藤の誕生だ。

今度こそ正々堂々の大流血で戦意喪失で

話が違うと帰るジェリコ。それを止める外道。

そして社命に背いた内藤に激怒する邪道が乱入。

試合は大混乱のノーコンテスト

会場は大荒れの中メインへ突入。

不機嫌なオカダとケニー。

その頃バックステージでは外道が、プロレス道にもとるとコメントして

内藤の解雇を明言。

そして内藤は、1人会場を後にしたのであった。

 

会社批判するならもっと踏み込まないと。

口では批判して流血はシナリオ通り。さすがにこれではみのるに突っ込まれる。

ファンも疑惑を晴らさなければ納得しないだろう。

今の世の中、知らんぷりは通用しない。

そろそろメッキが剥がれるぞ、内藤。

体制批判をするのは簡単だが整合性を保つのは難しい。

 

疑惑の流血という因縁がついた内藤ジェリコ戦まであと2週間。