marico world order

極私的プロレス観戦論

ヒロム負ける。

後楽園またまたメインのヒロム。

しかしデスペラードに負けた。

勝つと思ったんだけどなあ。残念。

鈴木軍の使いっぱのオマケで全くファン受けしないリングネームにマスクのデスペラードがここまでキャラ立ちして存在感を出すのはやっぱりヒロムのおかげだ。

ヒロムの訳がわからない絡みは斬新すぎる。絡まれる方も始めは困惑してどうリアクションしていいかわからないけどそのうち本人も返していくうちに予想もしない展開になる。

ヒロムが大嫌いと言えばデスペラードは待っていたと返す。

破天荒、天然、サイコ。

演出かと思って見てるこっちが恥ずかしくなるがやりきるヒロムを見れば素かもしれないと思い巻きこまれていく。

ヒロムの言動には最後やっぱり相手への愛を感じる。プロレスへの愛を感じる。だから相手はヒロムのことを認める。オスプレイの苦笑い。

デスペラードの誉め言葉。

負けても負けてもヒロムへの声援は

日毎に増していく。

ヒロムはすべてをさらけ出してリングに立つからファンは応援する。

かつて天龍が言っていた。

ケツの穴の毛までさらけ出してリングに上がる覚悟。人生全てをさらす。その言葉を実行しているのがヒロムだ。内藤も自分を出している。

オカダ、後藤、クシダがイマイチなのはこれが無いから。

人気のあるレスラーはリング上と人生がリンクする。

猪木がまさにそうだった

狂気という点ではヒロムは猪木にもひけをとらない。


デスペラード曰く

バケモノだ。