marico world order

極私的プロレス観戦論

週刊プロレス de Cafe

 週刊プロレス発売日にはそれを持ってコーヒーを飲むのがプロレスファンの至福のひとときです。

 

 今日は東武東上線鶴瀬駅東口から徒歩5分にあるレトロチックなカフェで日曜日の試合のおさらいです。コーヒーを飲みながら週プロのページをめくるこの幸せはプロレスファンであることの特権です。

さて今週の週プロですが内藤が表紙なので即買いです。

内藤が表紙だと売り上げ部数が伸びるぞということを2年前から実践しています。

 

ここで少し昔話におつきあい下さい。

週プロに夢中になったのはあの悪評高きターザン山本時代。

ターザン退陣後、ゴングと中身が変わらなくなった週プロでしたが、

それまでは、雑誌と言うより「プロレス団体かよ」って突っ込みたくなるような雑誌でした。

さらに誌面もレポートも全く面白みのない堅実かつ地味なゴング。

キオスクに行かないと手に入らない大阪発井上編集長の妄想と暴走が彩る狂気のファイト。(ファイトは東上線の駅では手に入らず池袋まで出ないと買えないという不便きわまりないものでした。まだ古き良きアナログ時代の話でございます。)

 同じ試合でも三雑誌三様でリング外の活字三国志でした。

当然その頃は3つ買って読み比べていました。

ライバル誌が廃刊に追い込まれる中、週プロもまったくつまらない読み物になってしまいました。

 

そんな週プロに不満があり内藤がLIJを持ち帰るまで一人不買運動をしていました。

創刊号から読んでいる読者がプロレス暗黒時代とともに買わなくなったのですが、内藤およびロスインゴのおかげでまたまた買うようになりました。

すっかり愛想をつかしていたファンを呼び戻してくれた内藤には感謝しております。記事の内容は目新しいものはないです。なぜ週プロを買うのかといえばそれは保存のためです。老後の楽しみの記念碑として。昔々、旅行にいくとペナントやキーホルダーを買って並べて悦に入る感覚と同じですね。

 

話が長くなりました。そんなかつてのゴングよりつまらない週プロですが、この号で最も目を惹いた記事は

アンドレ・ザ・ジャイアントパンダ」です。

身長は本家アンドレをゆうに超える3メートル。上野ではシャンシャンがすくすくと育っている間、札幌ではこんなパンダが密かに育ちリングデビューしていたんですね。

これをプロレスに加えていいかというと正直?ですが、今の新日には大切な虚というファンタジー性が欠けていると思うのでカンフル剤としておすすめします。

 

このアンドレの記事を読んで悔しがっているのは新婚のダリルかもしれませんね。

同じ「ぬいぐるみの穴」出身ですから。

ファレなんかより強そうです。シャンシャン誕生で日本がパンダ愛を叫んでいる中

ダリルはヒールになってしまうかもしれませんが

ダリル対アンドレのカードぜひ見たいです。

ドームの第0試合で組んではいただけないものですかね。セコンドにはヒロムとファレ。

 

そんな妄想にひたりながら飲む午後のコーヒーはこれまた格別なんです。

 

f:id:mazdajuku:20171011152935j:plainf:id:mazdajuku:20171011152956j:plainf:id:mazdajuku:20171011153022j:plainf:id:mazdajuku:20171011153053j:plain

アンティーク カフェ さとや

埼玉県富士見市 鶴瀬駅下車

店内は、なにやら古そうなものが飾ってあります。

残念ながらプロレス関係のアンティークは見当たりませんでした。